1. 2時間ジムで追い込んでも眠れない。あの頃の私が抱えていた「夜中の絶望」
かつて大手メーカーの営業として必死に働いていた頃、私の心と身体は、とっくに限界を迎えていました。
毎日を生き延びるだけで精一杯。夜は何をどうしても全く寝付けない。身体を極限まで疲れさせれば眠れるんじゃないかと、ジムで2時間激しいトレーニングをして身体を追い込んでも、結局ベッドの中で天井を見つめたまま、目が冴えるのは明け方でした。
身体は悲鳴を上げていました。目の下には見たこともない赤い斑点(内出血)ができ、原因不明の蕁麻疹(じんましん)が止まらない。
毎朝の満員電車に乗るだけでストレスとイライラが頂点に達し、会社の事務所のドアを開けるのが嫌で嫌で仕方がありませんでした。ビルの外でタバコを吸い、煙と一緒にため息を吐き出して、なんとか自分の感情をごまかして席につく。そんな毎日です。
一番辛かったのは、本来なら楽しいはずの「正月休み」でした。 周りの家族や友人が笑顔で過ごしている中、自分だけが不眠と、得体の知れない強烈な不安に襲われ、明らかに様子がおかしい。ずっと頭の上に分厚い雨雲があるような、深い憂鬱(ゆううつ)の中にいました。
当時の私のスマホの検索履歴は、今振り返っても本当に悲惨なものです。
- 「会社 つらい」
- 「会社員 しんどい時期の乗り越え方」
- 「仕事ができるのは何年目から」
- 「ストレス 対処法」
- 「会社の嘘だとばれない休み方」
必死に検索窓に言葉を打ち込みながら、私は「会社を休んだり、このレールから外れたりしたら、自分のキャリアも人生もすべて終わってしまうんじゃないか」と、本気で怯えていました。
2. 独占企業の洗脳が解けた瞬間。「輝ける場所は、人によって違う」
そんな泥沼の中にいた私に、転機が訪れます。 ある日、職場の後輩から「休職すれば、お金(傷病手当金)をもらいながら会社を休める仕組みがある」という事実を教えてもらったのです。
その時、かつて上司から言われたある言葉が、頭の中で綺麗に繋がりました。
「人間それぞれ、向き不向きはある」 「人によって輝ける場所は違う」
ハッとしました。大企業の看板の中にいると、「ここで耐えて結果を出すことだけが正義だ」と思い込んでしまいます。しかし、それはただの洗脳です。1つの会社、1つの狭い組織に自分の人生を縛り付ける必要なんて、どこにもないのだと、冷徹な事実として気づいたのです。
国が用意してくれた「休職」という制度を使えば、毎月の生活費(給料の約3分の2)を確保しながら、堂々と立ち止まり、次の人生の準備ができる。
「もう無理だ。一度、このレールを降りよう」 私はメンタルクリニックへ向かい、診断書を手に、会社へ休職を突きつける決断をしました。
3. 「会社に行かなくていい」という、死ぬほどの解放感と生きてる実感
最初は死ぬほどドキドキしました。「本当にこんなことで休職なんてできるのか?」「会社から何を言われるだろう」と、不安で心臓がバクバクしていました。
でも、手続きを終え、いざ「本当に明日から会社に行かなくていい」となった瞬間。 私の心を包んだのは、死ぬほどの圧倒的な解放感でした。
翌朝、外に出て見上げた太陽が、何ヶ月ぶりかに「自然のもの」だと感じられました。 ただ外の空気を胸いっぱいに吸い込む。それだけのことが、涙が出るほど気持ちよかった。
「ああ、自分は今、生きている」
あの事務所の重苦しい空気から解放された瞬間、私は本当の意味での「生きてる実感」を取り戻したのです。会社に行かない日々は、ただの病気療養ではありません。大企業という檻から抜け出し、自分の人生の主導権を自分に取り戻すための「最高のチートタイム」の始まりでした。
4. 今、ベッドの上で絶望しているあなたへ。
もし、今のあなたが、かつての私と同じように「明日会社に行きたくない」「夜眠れない」「でも辞めたら人生が終わる」とベッドの中でスマホを握りしめているなら、これだけは伝えたいです。
「とにかく、無理しないで」
会社を辞めたかったら、休みたかったら、周りの人間や上司が何と言おうと、自分の意志で辞めていいし、休んでいいんです。
なぜなら、あなたの命や人生の責任を取れるのは、結局あなたしかいないからです。 会社の「常識」や周りの意見に流されて、我慢し続けた結果、あなたが本当に心を病んで潰れてしまっても、誰もあなたの人生の責任なんて取ってくれません。後悔しても、会社は何もしてくれないんです。
国には、弱者を守るための強力なセーフティネット(傷病手当金や休職制度)が完璧に整っています。それを使うことは、逃げでも何でもありません。戦略的に個人の牙を研ぐための「賢い選択」です。
大企業のレールを外れても、人生は終わるどころか、そこから本当の自分の人生が始まります。
このブログでは、私が実際に大企業の依存から脱出し、個人の力で稼いで自由に生きていくために使った「戦略的休職サバイバル術」のすべてをリアルに発信していきます。
まずは一度、深く息を吸って、自分を最優先にしてください。あなたの人生は、あなただけのものです。
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